すこやかママブログBlog

2023/03/22

そもそも話 首が座るってどういう状態?

うちの子首が座ってきました(^▽^)/

 

 

と、うれしそうにご報告をいただくことは珍しいことではありません。

 

お客様はもちろん、親戚や友人知人からもよく言われます。

私が助産師だからですかねー?

 

 

でも、大抵の場合、

 

それ、本当に首座ってますか?

 

と確認したくなる衝動といつも闘っています。

 

 

だって

首が座ってるんじゃなくて、凝り固まってますから~!!

みんな首座りを知らなすぎる~

 

そういう訳で、若い頃は今よりもっと外出先で赤ちゃんを見ると衝動に駆られて

あぶな~・・・💦ということがありましたが、今はできるだけ「無」を心がけています。

 

大事なのは、ママやパパが自分であれ?と思って変えようとすることなので。

 

そういえば・・・

 

一般の人って「首座り」がどういうものか学ぶところってないんじゃない?

 

 

私は助産師なので、看護学校でも小児看護で(軽ーく)勉強しましたし

助産師学校でも赤ちゃんの発達という部分で(軽ーく)勉強しました。

助産師になってからもセミナー受講などで(がっつり)学んでいるので

多分一般的な看護師助産師よりは発達に詳しい方だという自負もそれなりにあります。

 

自分も助産師で働いていた頃は発達関連に弱かったので

マニアックな人でないと、たとえ医療者でも赤ちゃんの発達を知らない人の方が多いかもしれません。

 

では、医療者でもこのありさまだったら、ママたちはいったいどこで知るの?

 

一昔前の大家族の頃は、自分の子供以外にも赤ちゃんに触れる機会が今よりあったでしょうし、

おばあちゃんの知恵袋的な口伝えもあったのではないかと想像できます。

 

・・・が、今のママたちの親(おじいちゃんおばあちゃん)世代は既に核家族世代に入っているので、

自分も親から伝えられずわからないままに育児をした世代のスタート時期の方々だったりします。

 

なので、当然自分の親からもそれほど有用な知識は伝わらないと考えても大きく間違ってはいないでしょう。

私自身の親も含めて、知らない人はとても多いので。

 

ちなみにたまひ●とかは大したことは載っていません。

ちょっと知っている人だったら「なんでこんな体の子が月齢モデルに?」ということも珍しくなく・・・

大事にするところがそこじゃないんだなあ~と。

 

地味だけどめっちゃマニアックな情報載せてくれてるネット情報の方がいいこと書いてあったりします。

でも、知らないと判別が難しいんですよね・・・

 

よくよく考えてみたら、母親学級や産後の育児指導はあっても、せいぜい産後の1か月健診までのことで

1か月健診以降のことって教えてもらえるところがありません。

 

当然4か月位でやってくる首座りのことも教えてもらえる機会はなく、

ママたちは「なんとなく」のイメージで首が座った「気がする」のを首が座ったと報告してくれるのです。

 

首座りも実は奥が深くて、それについて話し始めたら1日中でもしゃべっていられそうですし、

書いている今現在も話があちこち飛んでしまって半分以上消しながらやっているのですが、

大量に情報や言葉をぶつけてみたところで誰も得をしないのでがんばって簡潔にまとめてみようと思います。

 

まず、首座りについてたくさんの方が勘違いしていること

①早く首が座るのはいいこと

②首がしっかりする(頑丈になる)のが首座り

 

ハイ、これ両方ブ~です。

 

①について

首座り以外でも全般に言えることですが

「発達は早い方がいい」は大間違い

なので、まずはこの発想を横に置きましょう。

 

物事には何でも適正なタイミングというのが存在します。

 

4か月位で首が座るのが生き物としてのタイミングですので

前後1か月程度の個人差が出たとしても、1か月や2か月で首が座るというのは体の構造上イレギュラーになります。

 

この時、同時に合わせて考えなければならないのが②です。

 

「首がしっかりする」の解釈の問題です。

ここいらがきちんとした情報が出回らないことと関係しているのですが、多くの場合

 

首がぐらつかなくなった→しっかりした→首が座った

と考えています。

 

が、このぐらつかなくなった状態、

見てみると「ぐらつかない」を通り越して「びくともしない」くらいガチガチに固まっていることがあります。

 

簡単にいうと肩こりの状態になっていて、

凝り固まっているからぐらつかない、びくともしないわけです。

 

この場合、ママが気になる症状として

顔や首の湿疹、体は細いのにくっきり二重あご、頭皮の垢が張り付いて落ちない、

などが同時に起きていることがあります。

 

首座りと凝り固まっている(びくともしない)の違いは力を入れたり抜いたりができるかどうかです。

 

適正に座っている場合は必要な時だけ首を支える力が入り、不要な時は脱力します。

凝り固まっている場合は、ずっとかたまったままです。

 

そして、首肩の凝り固まりは本来の首座りをとてもとても邪魔してくれますので、

ない方がいいと個人的に思っています。

 

赤ちゃんも肩がこる、という前提で首肩まわりを触ってみるとめっちゃ凝ってた!というのもよくある話ですので、

気になる方は一度確認してみてもいいかもしれません。

軽いものなら手を当てて温めたり、なでてあげたりするだけでも変化が見込めます。

 

首座りは赤ちゃんが生まれてから最初の大きな身体的発達です。

この時の首の座り方を起点にその後の発達が組み上げられていきますので、とても重要です。

 

知人で60歳を超えてもまだ首が座っていない方がいるという話をするとみなさん衝撃を受けられるのですが、

そんな人、私自身も含めてそこら中にいっぱいいますし、そのせいで肩こりと一生付き合っている方も当然いっぱいいます。

 

めっちゃ大事です、きちんとした首座り。

 

一番簡単な予防、対処法は

抱っこするときに頭をしっかり支えることです。最低4か月は

支えるのは首や肩ではなく、「頭」です。

 

こちらも勘違いして、頭ではなく首を支える人や、首がしっかりしてきたからと4か月未満なのに頭を支えるのをやめてしまう方がいますが

しっかり4か月間、しっかり頭を支えてあげるのがとても大切です。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2023/02/19

別口でメルマガやっています

今月2本目の記事になります。

毎度おなじみいつもの感じのブログ記事はこちらです。

 

立春も過ぎ、暖かい日もちらほら出てきましたが、

逆に気温差が激しすぎてまたまた体がびっくりしてしまいそうですね

 

早めにお風呂に入って布団で暖を取っているとすぐに眠くなります。

疲れているのかとも考えましたが、むしろ動物としては普通の反応なのかも、と思っているところです。

 

さて、今日は私のブログをお読みくださっていて、

もう少しつっこんだ内容も読みたい(かもしれない)と思ってくださっている方へのお知らせです。

 

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが

実は東京で地味に整体を教える仕事をやっています。

以前は団体に所属していましたが、いろいろあって結果的に相棒と二人で出奔しました。

 

以前ご縁をいただいた方からのありがたいリクエストがあり、

今はオテアテプロというユニットで少人数のセミナーやワークショップ、体験会的なものをやっています。

 

 

こちらでは定期的に無料のメールマガジンを配信していて、私も月1回コラム的なものを書いています。

すこやかママブログよりももう少しマニアックな視点や、

不特定多数が見るオープンな場ではちょっと・・・という話もありますので

もし興味がある方は登録してみてください。

 

お手当公式メルマガ

https://smart.reservestock.jp/subscribe_form/index/191895

 

登録すると、以前のものもバックナンバーでお読みいただけます。

ときどき講座などのお知らせが入りますが、そのあたりは各々読むなりスルーするなりしていただければ幸いです。

 

以上、お知らせでした<(_ _)>

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2023/02/17

回復したい体を応援する

この1か月は、風邪っぴきっぽい人がとても多かったと思います。
特に子供が顕著に感じました。

 

 

お熱や咳は施術をすると楽になることを数多く体験していますが
お客様が私が「治している」と勘違いされてしまうことも多いので
そうではないということをたびたび説明するようにしています。

 

当院でやっているのはあくまで回復しやすく環境(条件)を整えるということです。
それは呼吸と睡眠です。
厳密に言えば他にも要因はあるのですが、まずはこの2つが非常に大切だということが分かると、

もう少しどっしり構えられるような気がします。

 

 

呼吸と睡眠、なんていうとなんだか難しそう~って感じるかもしれませんが
簡単に言えば
・ちゃんと眠れるか
・ちゃんと息ができるか
ってことです。

 

人は眠ることで体の疲れや不調を回復します。
きちんと眠れないと当然回復力は落ちます。

 

睡眠の質という言葉が一時流行りましたが、

時間は眠っても、結局ただ意識が落ちているだけ、みたいな方が思った以上に多いので
そういう方は当然回復力が十分発揮できずになかなかすっきり回復できなかったりします。

 

 

回復するためには体力が必要です。

 

エネルギーを作るには酸素が要ります。
酸素は呼吸によって体に取り込まれます。

 

だから、呼吸と睡眠が大事なのです。

 

それに、体験したことのある方は知っていると思いますが
呼吸が苦しいと寝ようとしても寝られないことが多いので
ダブルでなかなか回復しません。

呼吸が苦しい
寝たいのに寝られない
というような回復しにくい状態になっている方は

呼吸を楽にすること
きちんと眠ること

の条件を整えるとその後の回復力がぐっと上がります。

それを普段の施術でやると、大人もそうですが
特にちびっ子はもともとの回復力がスバラシイので

 

ぜえぜえしてたり目が死んでたりぐったりしてたりで来たのに
帰るときはウソみたいに元気に出ていく子が現れたりします。

 

 

それを見たママが
小林が治してくれた
勘違いしてしまうのですが

 

 

何度も言いますが
私がやっていることは
呼吸をしやすくすること
眠りやすくすること
であって

 

「治す」のは本人の体がやってくれています。

なので、小さい子供などもともと回復力のある子はすぐに元気になることもありますが
年齢を重ねた方だと、変わったとしても数日かかったり普通にあります。

 

同じくらいの年齢でもその場の反応は
すぐ元気になる子、あまり変わらない子、めちゃくちゃ眠くなる子、咳や鼻水が落ち着く子、咳や鼻水がむしろ出るようになる子・・・
と、土台の要因や今の回復レベルなどによって反応が全く違います。

 

私がなんでも治せるのだったら、そんなにいろんな反応になることなどなく
全員帰りは元気になっているはずなので

あくまで「治す」のは本人

 

 

施術は本人が治しやすいように条件を整えるお手伝いをしているだけで
決して魔法ではありません、あしからず。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2023/01/20

保湿とはなんぞや

通年言われることではありますが

冬の乾燥の季節にはとりわけ何かにつけ必要と言われる保湿・・・

 

でも、保湿ってなんなんでしょうね?

そもそも本当に保湿って必要なんでしょうか?

 

ここ数年特にそう感じています。

 

加湿器

化粧水

クリーム

リップクリーム

ハンドクリーム

かさかさ対策のお薬

 

 

などなど一般的に知られているものでもいろいろな保湿方法がありますが、

全部外側へのアプローチであることにお気づきでしょうか?

 

赤ちゃんの施術をしていると如実にわかるのですが

血流を確保してあげるとかさかさお肌がしっとりします。

ついでに湿疹とかぷつぷつとかも場合によってはキレイに消えたりします。

(もちろん個人差、程度の違いはあります)

 

 

ちょっと前に、薬を塗ってもよくならなという足がしもやけのお子様を診たのですが、

施術したらかさかさで赤くなっていた皮膚がしっとりしました。

 

施術するとき私は、湿疹だからとかしもやけだからとかの区別はせず、

かたくて動きにくいとか冷たいところをやわらかく動きやすくなるようにということを心がけています。

 

やわらかいということは、血が流れやすいということです。

 

 

なので皮膚のしっとり具合には血流の良さが欠かせないのだと

経験的に感じています。

 

いくらクリームや薬を皮膚(外)に塗っても

皮膚を構成している材料や酸素やエネルギー源を運ぶのは血液ですし、

いらなくなった毒や老廃物を回収して運んで行ってくれるのも血液なのです。

 

皮膚を作ったり、修復したりするのは皮膚の内側なので、

外側に何かをつけてもしっとりした気になっているだけだったり

瞬間的に水分を含んでしっとりしたように見せかけているだけだったりします。

 

 

このことに気づいたとき、非常に残念な気持ちになりました。

もともと医療従事者でしたので、保湿剤として有名なワセリンとは仲良しでした。

 

妊婦さんが皮膚のかゆみやかさかさ乾燥を医師に訴えればかゆみ止めや保湿クリーム、

保湿ローションが処方されるのも日常茶飯事でした。

 

 

病院にいると日に何度も手を洗ったり消毒するので、ハンドクリームともオトモダチでしたし、

しょっちゅう唇が荒れるのでメン〇レータムは手放せませんでした。

それで自分は必要な保湿をしていると考えていました。

 

 

そんな私ですが、自分の不妊症や妊娠糖尿病などを経て、看護学校や病院勤務では知ることのできないことを学んでから、

考え方を含めいろいろ変わりました。

 

まず、ワセリンの材料が石油であると知ったときの衝撃はかなりのものでした。

灯油が手につくとめちゃ手が荒れるのに、保湿できると信じて使っていた自分が嫌になりました。

 

それから、詳しい友人から化粧水はつけた時についた部分をむくませて張りだのもっちりだのを演出する瞬間芸のようなものと聞き、

またもや衝撃が。

 

ダメ押しで経皮毒(皮膚から吸収する毒)のことを偶然学び、

特にシャンプーで髪をパサつかせてからコンディショナーで整える自作自演(マッチポンプ)が存在することを知り、

いろいろ絶望したのも懐かしい思い出です。

 

今はというと、化粧水もクリームも使いませんし(月に1~2回化粧して人前に出ないといけないとき限定)、

リップクリームも必要ないですし、ワセリンは自宅から消えました。

でも、それで何か困るかというと、若い頃よりも全然肌の調子は良いのです。

 

 

あまりに肌がかさついて困ったときは友人が紹介してくれたマルチウォーター(要は水)を使うことがありますが、

その場しのぎの対症療法であることを理解しています。

あわよくばミネラル分を経皮吸収出来たらいいな、くらいは思っています(笑)

 

大抵の場合食べ過ぎとか睡眠不足とか物理的な血行不良が原因なので、そっちをなんとかすれば落ち着くことがほとんどです。

 

 

保湿が必要か?という冒頭の問いに対する回答は解釈によって複雑です。

 

かさかさ痒い皮膚がいいとは私も思っていません。しっとりお肌でいた方が快適でしょう。

ただ、保湿と聞いて普通の人が思い浮かべる方法が果たして適切なのか、効果的なのか、

 

そもそもそれって本当に保湿なのか?

 

というと、・・・です。

 

 

もっと言うと、保湿に使っている品物に何が入っているのかも重要です。

なんだかわからないカタカナがたくさん書いてあるときは注意が必要です。

 

特に小さいお子さんに使う時は注意してください。

皮膚って意外と吸収します。

少なくとも、手でもなんでも口に入れるような時期に、大人が自分で舐めたくないと思うようなものを肌に塗るのはいかがなものかと。

 

ベビーパウダー(今はないか💦)やベビーローションなど、やたらと必要性を煽って使うように仕向けられていますが、

本来子供の肌などそれこそ大人よりもしっとりすべすべで張りも弾力もあるものです。

 

 

そうでないなら、そうでない理由がちゃんとあるということなので

「保湿」して臭いものに蓋をするのではなく、きちんと原因に向き合うことが

乾燥とうまくお付き合いするコツなのでは?と思います。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2022/12/21

いつの間にか種類が増えた、実はただの「風邪」

こんにちは。

早いもので2022年もあとわずかですね。

 

私の周辺でも知り合いがコロナになったり、学校が学級閉鎖になったりしていますが

もはや従来のインフルエンザの地位をコロナが乗っ取っただけに感じるのは私だけでしょうか・・・

 

こんな状況では年末年始を心穏やかに乗り切れない・・・と感じているかたも多いかもしれませんね

 

そもそも、コロナも風邪の種類の一つだし

インフルエンザも風邪の一つだし

RSウイルスも風邪の一つです。

 

細かく言えばノロとかアデノとか他にもたくさんあるのですが

私が子供の頃は「喉の風邪」とか「お腹の風邪」とか「熱風邪」とか「咳風邪」とか「鼻風邪」とか・・・

症状が出ている場所でおおまかに呼んでいました。

 

 

今はそれを原因ウイルスごとに分類して名前を付けて呼び分けているだけ、

なのです。

 

それがわかっていれば、やたらと怖がる必要はないと思うのですが、なかなかそうもいかないみたいですね。

 

日本人は聞きなれないカタカナの単語で言われると「恐ろしい未知の何か」と捉えやすいので

実際は大したことのないものでも過剰に恐怖したりします。

 

元々医療現場にいた者としては、

結局処方する薬は出ている症状を抑えるものだから、原因ウイルスを特定したところで何が変わるわけでもなかったり

ウイルス性胃腸炎(お腹の風邪)の時は下痢や嘔吐を止めるとむしろ悪化する恐れがあるため

ただ様子を見るだけで何もしないし、原因ウイルスを特定することはしなかったり

 

と、ウイルスを特定することの理由や意味が当時からまったく理解できませんでしたし、今もそうです。

いや、今の方がむしろカオスに感じます。

 

「お医者様」と医者を崇め奉っていた時代では想像もつかないことですが

メディアや医者は聞きなれない単語を使って我々を怖がらせようとしている、という前提に立つと

つじつまが合ってしまうことがとても多いです。

 

ナースとして、その片棒を担いでいる、もしくは知らない間に実行犯になっていると感じたことが、

私が医療現場から離れた理由だったりします。

 

風邪を引いただけで死んじゃいそうな人はともかく

「寝てれば治る」のに、聞きなれない単語に恐怖してムダな処置を受けて、

むしろ治りにくくなったり悪化している人が実はものすごく多いのです

 

 

まずは、風邪をウイルス名ではなく、昔のように症状の出ている場所で呼び分けてみると

思ったほど怖く感じなくなるかもしれません。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2022/11/22

富士山のお口

こんにちは。

今日のテーマは「富士山のお口」です。

前からこのブログで書こう書こうと思っていながら書かずにいたテーマでした。

後で書こうと思ってスマホにメモした日時は2年近く前!

熟成させるにもほどがあるな・・・( ̄▽ ̄;)

 

まさにそのテーマに沿ったお客様が続いたので、今こそ書くとき!と勝手に盛り上がっています。

ときに、ブログを書くにあたって、わかりやすいイラストはないものかと調べていたら

別の情報をゲットしました。

どうやら私が富士山のお口と勝手に呼んでいた状態は「ぽかん口」とか「富士山唇」と呼ばれているらしいです。

そして納得。

お子様を心配しているママから「ぽかん」的なワードを聞いたことがあったなあ、と。

ママなりの表現なのだと思っていましたが、きっと調べた上でのことだったんですね。

いくつかの呼び方があるのはわかった上で、今回はあえて私自身が勝手に慣れ親しんだ(?)

「富士山のお口」で統一して話を進めます。

最近は一部の歯医者や小児科で指摘されることもあるようで、子供のそれに注意!という流れはあるみたいですが、

別に子供に限った話ではなく、どんな年代でも見かけます。

 

わかりやすい現象としては

 

・口の形なので見たらわかる(最近はマスク生活なのでそうでもないか💦)

・赤ちゃんだとうまくおっぱいに吸いつけない、哺乳瓶だと飲めるが口の端からミルクがだらだら流れる

・口呼吸になるので気管系が弱い

・胃腸の調子が悪い(唇が乾燥しやすい、食べても身になりにくい)

 

などがあり、ネット検索すれば情報を拾えると思います。

 

ちなみにうちの配偶者も富士山のお口の人で、

子供の頃小児喘息だったり今も肺気管支系が激弱だったりするので、ある意味わかりやすいです。

ただ、もういい大人になってしまうと改善は難しいことをひしひしと感じます。

 

富士山のお口に関する情報を専門家が流してくれるのは、「そういう顔だ」と思い込むことを防げますので、

うまく見つけてくれると非常に有用だと思います。

 

ただ、調べてみても、なぜそうなるのか

がないので基本的には口の筋肉を鍛えるとか栄養状態をよくするとかの対症療法しか提案されません。

そこがとてももったいないと感じています。

 

情報や知識を無視して「私調べ」で言えば

「富士山のお口」は「体の緊張のサイン」です。

 

ぽかん口と表現されたり、口が上手く閉じないという状態から

なんだか力が入らない、というイメージを持たれがちですが、実際は逆で緊張し続けています。

 

 

比較的体感しやすいのは、後頭部の緊張です。

再現するために後頭部と首の境目あたりを自分でぎゅっとつかんで

しばらくそのままでいると

感覚のいい方ならなんとなく上唇のあたりやあごがムズムズするのが感じられると思います。

 

簡単に言って、これが富士山のお口の原因です。

後頭部あたりが緊張していると後ろに引っ張られるので(女性ならきついポニーテールをやや下目に作るとわかるかも)、

持っていかれないように前側に力を入れて耐えようとします。

 

逆検証も可能です。

富士山のお口を自分でマネしてみます。

ずっとやっていると後頭部あたりがしまって痛くなってきます。

 

難しい説明はしませんが、こんな感じで体はつながっていて、連動しています。

じゃあ、なんで後頭部が緊張するの?と言われると

それは時と場合によって違うのでコレとは言えませんが、

普段施術するときはそこを見つけて緊張しないようにしてあげると、子供なら見ている間に変化がわかることも珍しくありません。

 

成長期を過ぎると変化しにくくなる(時間がかかる)し、

やってみればわかりますが後頭部が常に緊張している状態は快適とは言い難いので、

できるだけ早めに余計な緊張から解放された方が楽なんじゃないかとは個人的に思っています。

というわけで、体(特に後頭部あたり)の緊張が富士山のお口の理由だとしたら

そもそも引っ張られないように緊張しているのに、お口の筋肉を鍛えたら変わると思いますか?

 

右腕を引っ張られて「痛い、助けて」と耐えている子供を見て、じゃあと左腕を反対に引っ張る人はあまりいないと思います。

 

そんなことをしたら両側から引っ張られて、文字通り身が引き裂かれる痛みを感じさせてしまいます。

まずは右腕を引っ張られているのをなんとかしますよね。

引っ張っている原因の緊張を取らずに筋トレをすることは、両サイドから同時に引っ張るのと同じことです。

もし筋トレをするのなら、まずは引っ張っているものをなんとかしてからした方がよさそうなのは想像できるはずです。

 

正直言って、原因をまるっと無視して鍛えればなんとかなるとする筋トレ神話はいいかげんもうやめにしてほしいと思っています。

筋トレするにも筋トレできる体でないと意味がないんですよ(# ゚Д゚)

ちなみにちょっとだけ応用の話をすると、先日書いた寝違えや食いしばりの話ともつながっているので、

そこと考えると胃腸の調子との関連はなんとなくつながるのではないかと思います。気管系も同じです。

寝違えの記事のイラストをじーっとながめてみてください。

 

何か発見できると、面白いと思えるかもしれません。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

栃木県のマタニティー向け整体院のブログはこちらからご覧いただけます

当院は、栃木県にて妊婦さんや産後ママさん、赤ちゃんの為に整体を行っております。妊娠期や授乳期、赤ちゃんへの施術は体への影響などでお断りのお店も多い中、当院では安心して受けられる施術を提供しております。
「すこやかママのいえ」は、ありがたい事に評判も高くマタニティーや育児の雑誌への掲載もされております。その為、全国からご利用されるお客様も多くいらっしゃいます。このブログでは、雑誌掲載のお知らせや更新履歴、そして助産師の日常についてご紹介させて頂きます。
また、お得なキャンペーンのお知らせもこちらのブログにて告知させて頂きますので、是非栃木県の当院をご来店の際にはチェックしてみて下さい。他に、分からない事や不安な事がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

ページトップへ戻る
Copyright(C) すこやかママのいえ All Rights Reserved.