回復したい体を応援する
この1か月は、風邪っぴきっぽい人がとても多かったと思います。
特に子供が顕著に感じました。
お熱や咳は施術をすると楽になることを数多く体験していますが
お客様が私が「治している」と勘違いされてしまうことも多いので
そうではないということをたびたび説明するようにしています。
当院でやっているのはあくまで回復しやすく環境(条件)を整えるということです。
それは呼吸と睡眠です。
厳密に言えば他にも要因はあるのですが、まずはこの2つが非常に大切だということが分かると、
もう少しどっしり構えられるような気がします。
呼吸と睡眠、なんていうとなんだか難しそう~って感じるかもしれませんが
簡単に言えば
・ちゃんと眠れるか
・ちゃんと息ができるか
ってことです。
人は眠ることで体の疲れや不調を回復します。
きちんと眠れないと当然回復力は落ちます。
睡眠の質という言葉が一時流行りましたが、
時間は眠っても、結局ただ意識が落ちているだけ、みたいな方が思った以上に多いので
そういう方は当然回復力が十分発揮できずになかなかすっきり回復できなかったりします。
回復するためには体力が必要です。
エネルギーを作るには酸素が要ります。
酸素は呼吸によって体に取り込まれます。
だから、呼吸と睡眠が大事なのです。
それに、体験したことのある方は知っていると思いますが
呼吸が苦しいと寝ようとしても寝られないことが多いので
ダブルでなかなか回復しません。
呼吸が苦しい
寝たいのに寝られない
というような回復しにくい状態になっている方は
呼吸を楽にすること
きちんと眠ること
の条件を整えるとその後の回復力がぐっと上がります。
それを普段の施術でやると、大人もそうですが
特にちびっ子はもともとの回復力がスバラシイので
ぜえぜえしてたり目が死んでたりぐったりしてたりで来たのに
帰るときはウソみたいに元気に出ていく子が現れたりします。
それを見たママが
小林が治してくれた
と勘違いしてしまうのですが
何度も言いますが
私がやっていることは
呼吸をしやすくすること
眠りやすくすること
であって
「治す」のは本人の体がやってくれています。
なので、小さい子供などもともと回復力のある子はすぐに元気になることもありますが
年齢を重ねた方だと、変わったとしても数日かかったり普通にあります。
同じくらいの年齢でもその場の反応は
すぐ元気になる子、あまり変わらない子、めちゃくちゃ眠くなる子、咳や鼻水が落ち着く子、咳や鼻水がむしろ出るようになる子・・・
と、土台の要因や今の回復レベルなどによって反応が全く違います。
私がなんでも治せるのだったら、そんなにいろんな反応になることなどなく
全員帰りは元気になっているはずなので
あくまで「治す」のは本人
施術は本人が治しやすいように条件を整えるお手伝いをしているだけで
決して魔法ではありません、あしからず。
すこやかママのいえ
http://sukoyakamamanoie.com/
住所:〒322-0602
栃木県栃木市西方町金井1607-3
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保湿とはなんぞや
通年言われることではありますが
冬の乾燥の季節にはとりわけ何かにつけ必要と言われる保湿・・・
でも、保湿ってなんなんでしょうね?
そもそも本当に保湿って必要なんでしょうか?
ここ数年特にそう感じています。
加湿器
化粧水
クリーム
リップクリーム
ハンドクリーム
かさかさ対策のお薬
などなど一般的に知られているものでもいろいろな保湿方法がありますが、
全部外側へのアプローチであることにお気づきでしょうか?
赤ちゃんの施術をしていると如実にわかるのですが
血流を確保してあげるとかさかさお肌がしっとりします。
ついでに湿疹とかぷつぷつとかも場合によってはキレイに消えたりします。
(もちろん個人差、程度の違いはあります)
ちょっと前に、薬を塗ってもよくならなという足がしもやけのお子様を診たのですが、
施術したらかさかさで赤くなっていた皮膚がしっとりしました。
施術するとき私は、湿疹だからとかしもやけだからとかの区別はせず、
かたくて動きにくいとか冷たいところをやわらかく動きやすくなるようにということを心がけています。
やわらかいということは、血が流れやすいということです。
なので皮膚のしっとり具合には血流の良さが欠かせないのだと
経験的に感じています。
いくらクリームや薬を皮膚(外)に塗っても
皮膚を構成している材料や酸素やエネルギー源を運ぶのは血液ですし、
いらなくなった毒や老廃物を回収して運んで行ってくれるのも血液なのです。
皮膚を作ったり、修復したりするのは皮膚の内側なので、
外側に何かをつけてもしっとりした気になっているだけだったり、
瞬間的に水分を含んでしっとりしたように見せかけているだけだったりします。
このことに気づいたとき、非常に残念な気持ちになりました。
もともと医療従事者でしたので、保湿剤として有名なワセリンとは仲良しでした。
妊婦さんが皮膚のかゆみやかさかさ乾燥を医師に訴えればかゆみ止めや保湿クリーム、
保湿ローションが処方されるのも日常茶飯事でした。
病院にいると日に何度も手を洗ったり消毒するので、ハンドクリームともオトモダチでしたし、
しょっちゅう唇が荒れるのでメン〇レータムは手放せませんでした。
それで自分は必要な保湿をしていると考えていました。
そんな私ですが、自分の不妊症や妊娠糖尿病などを経て、看護学校や病院勤務では知ることのできないことを学んでから、
考え方を含めいろいろ変わりました。
まず、ワセリンの材料が石油であると知ったときの衝撃はかなりのものでした。
灯油が手につくとめちゃ手が荒れるのに、保湿できると信じて使っていた自分が嫌になりました。
それから、詳しい友人から化粧水はつけた時についた部分をむくませて張りだのもっちりだのを演出する瞬間芸のようなものと聞き、
またもや衝撃が。
ダメ押しで経皮毒(皮膚から吸収する毒)のことを偶然学び、
特にシャンプーで髪をパサつかせてからコンディショナーで整える自作自演(マッチポンプ)が存在することを知り、
いろいろ絶望したのも懐かしい思い出です。
今はというと、化粧水もクリームも使いませんし(月に1~2回化粧して人前に出ないといけないとき限定)、
リップクリームも必要ないですし、ワセリンは自宅から消えました。
でも、それで何か困るかというと、若い頃よりも全然肌の調子は良いのです。
あまりに肌がかさついて困ったときは友人が紹介してくれたマルチウォーター(要は水)を使うことがありますが、
その場しのぎの対症療法であることを理解しています。
あわよくばミネラル分を経皮吸収出来たらいいな、くらいは思っています(笑)
大抵の場合食べ過ぎとか睡眠不足とか物理的な血行不良が原因なので、そっちをなんとかすれば落ち着くことがほとんどです。
保湿が必要か?という冒頭の問いに対する回答は解釈によって複雑です。
かさかさ痒い皮膚がいいとは私も思っていません。しっとりお肌でいた方が快適でしょう。
ただ、保湿と聞いて普通の人が思い浮かべる方法が果たして適切なのか、効果的なのか、
そもそもそれって本当に保湿なのか?
というと、・・・です。
もっと言うと、保湿に使っている品物に何が入っているのかも重要です。
なんだかわからないカタカナがたくさん書いてあるときは注意が必要です。
特に小さいお子さんに使う時は注意してください。
皮膚って意外と吸収します。
少なくとも、手でもなんでも口に入れるような時期に、大人が自分で舐めたくないと思うようなものを肌に塗るのはいかがなものかと。
ベビーパウダー(今はないか💦)やベビーローションなど、やたらと必要性を煽って使うように仕向けられていますが、
本来子供の肌などそれこそ大人よりもしっとりすべすべで張りも弾力もあるものです。
そうでないなら、そうでない理由がちゃんとあるということなので
「保湿」して臭いものに蓋をするのではなく、きちんと原因に向き合うことが
乾燥とうまくお付き合いするコツなのでは?と思います。
すこやかママのいえ
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いつの間にか種類が増えた、実はただの「風邪」
こんにちは。
早いもので2022年もあとわずかですね。
私の周辺でも知り合いがコロナになったり、学校が学級閉鎖になったりしていますが
もはや従来のインフルエンザの地位をコロナが乗っ取っただけに感じるのは私だけでしょうか・・・
こんな状況では年末年始を心穏やかに乗り切れない・・・と感じているかたも多いかもしれませんね
そもそも、コロナも風邪の種類の一つだし
インフルエンザも風邪の一つだし
RSウイルスも風邪の一つです。
細かく言えばノロとかアデノとか他にもたくさんあるのですが
私が子供の頃は「喉の風邪」とか「お腹の風邪」とか「熱風邪」とか「咳風邪」とか「鼻風邪」とか・・・
症状が出ている場所でおおまかに呼んでいました。
今はそれを原因ウイルスごとに分類して名前を付けて呼び分けているだけ、
なのです。
それがわかっていれば、やたらと怖がる必要はないと思うのですが、なかなかそうもいかないみたいですね。
日本人は聞きなれないカタカナの単語で言われると「恐ろしい未知の何か」と捉えやすいので
実際は大したことのないものでも過剰に恐怖したりします。
元々医療現場にいた者としては、
結局処方する薬は出ている症状を抑えるものだから、原因ウイルスを特定したところで何が変わるわけでもなかったり
ウイルス性胃腸炎(お腹の風邪)の時は下痢や嘔吐を止めるとむしろ悪化する恐れがあるため
ただ様子を見るだけで何もしないし、原因ウイルスを特定することはしなかったり
と、ウイルスを特定することの理由や意味が当時からまったく理解できませんでしたし、今もそうです。
いや、今の方がむしろカオスに感じます。
「お医者様」と医者を崇め奉っていた時代では想像もつかないことですが
メディアや医者は聞きなれない単語を使って我々を怖がらせようとしている、という前提に立つと
つじつまが合ってしまうことがとても多いです。
ナースとして、その片棒を担いでいる、もしくは知らない間に実行犯になっていると感じたことが、
私が医療現場から離れた理由だったりします。
風邪を引いただけで死んじゃいそうな人はともかく
「寝てれば治る」のに、聞きなれない単語に恐怖してムダな処置を受けて、
むしろ治りにくくなったり悪化している人が実はものすごく多いのです
まずは、風邪をウイルス名ではなく、昔のように症状の出ている場所で呼び分けてみると
思ったほど怖く感じなくなるかもしれません。
すこやかママのいえ
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食べ過ぎと寝違え
こんにちは。
最近子供たちがバイキングにハマっているので、先日も家族でバイキングに行きました。
自分がその日お財布係だったこともあり、元を取らねばと家族の中で一番最後まで食べ続けました(-_-;)
そして一晩で1.3キロ増を成し遂げました(笑)
普段体重は測らないのですが、バイキングの前後だけネタで測ります。
食事の最後の方は、胃が膨らんで肋骨を内側から押し出そうとする痛みをはっきり感じるほどに限界を超えて食べました。
もちろん、その物理的な痛みは一時的なもので、胃から腸へと食べ物が移動してしまえば治まりました。
翌朝にはすっきり✨
・・・が、
さらに翌日
やらかした代償はしっかりと自分に返ってきました。
寝違えというカタチで
いやー、首が全然回らなくて、仕事中とか運転の時の後方確認とか地獄でした
食べ過ぎがどうして寝違え?と一見関係なさそうな気がしますが
胃腸の問題で首周りに何かしらの症状が出ることは実は珍しくありません。
いわゆる胃下垂の方は、胃がいてほしい場所よりも足の方に下がっています。
患者様にはよくお話ししますが、
胃が下がるということは胃だけが下がるのではなく、それより下にあるものはもちろん、
つながっている部分は上にあるものも一緒に下がります。
胃は食道を介して喉の奥の方とつながっていますので
胃が下がれば食道が下に引っ張られ
食道が引っ張られれば喉の奥の方、つまり後頭部のあたりが重りをぶら下げられたように引っ張られ続け、
頭や首の症状につながります。
今回の私の場合は
もともとの胃下垂気味に大量の食べ物を入れたことで物理的に重みで胃が下がったこと
一度に大量に食べたため、消化に必要な消化液(胃液、膵液、胆汁、腸液など)をたくさん出すために関係する内臓に負担をかけたこと
で消化吸収に関わるほぼ全ての内臓がかたくなり足方向に下がることで食道も下げられ
首や後頭部に負担がかかって寝違えたような症状につながったと自己分析しています。
とはいえ、なった瞬間は私自身も単純に寝違えた~!と思いました。
いろいろ自分の体を検分した結果、
あ、食べすぎか?と気づいただけで。
私が寝違えた日から2日後に旦那さんも寝違えたようなことを言っていたので
きっとそれも同じ原因だなって思いました。
症状の出るタイミングの違いは、私は割と敏感で、旦那さんは割と鈍感だから、だと勝手に解釈しています。
たぶん、当たらずとも遠からず・・・
体をぶっ壊すのは一瞬で可能ですが、修復にはそれ以上に時間がかかりますね。
食べ過ぎて寝違えるのは別にこれが初めてではないので、ある意味わかっていてやっています。
わかっていてやるのと、わからずに具合が悪くなるのはメンタル的に違う・・・はずなので
今回は思った以上にやりすぎたようで、あれやこれやセルフケアしてみたものの
回復にいつも以上に時間がかかりました。
自分の体を客観視するのは難しい(背中とか見えない)ので、
パーマンのコピーロボットが欲しいといつも思います。
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髪が爆発していると思ったら、爆発していたのは頭の方でした
お盆休みに髪の毛を切りました。
もともとショートなので、そこそこ高頻度で髪を切っているのですが
髪がまとまりにくい、朝起きると寝ぐせがひどいということが気になっていました。
予定が合わなくていつもよりも美容院に行くまでの期間が長くなってしまい
待ちに待った当日、朝から頭がマックス爆発してしまいました( ̄▽ ̄;)
うわ~
と思いながら、ふと頭を触ってみると
「あれ?」
と違和感が・・・
なんか、頭大きくない?
髪のせいで大きく見えるんじゃなくて
頭の骨そのものが大きくなってる!!
いやあ、焦りました。
湿度、台風(低気圧)、夜更かしなどなど・・・で
体が膨張、頭も膨張!という他人事なら面白いけど当事者だと笑えない事件でした(笑)
お盆あたりに太った~、とか体が重い~とか感じた方もいらしたのではないかと・・・
くびれがなくなったり、下腹ぽっこりになると、人間太ったと思い込んでしまいます。
でも、かなりの割合で
体調不良による体の膨張が原因です。
なんて、人にはいつも説明している癖に
自分も頭の膨張にまったく気づかず・・・
人様の頭にはほぼ毎日触らせてもらっているのに
自分の頭は全然触っていない事実に気づかされました。
反省・・・
実際、数日程度の急激な変化は膨張である場合がほとんどで、
整えるとその場(数十分)である程度しぼみます。
よく「魔法みたい!」と言っていただけるのですが
魔法ではないので30分くらいでそこに存在する肉を消滅させることはできません
それこそが膨張だと言い切れる理由です。
ときどきこのブログでも記事にしたり、お客様に話しているので見聞きした方もいると思いますが、
不調=膨張です。
むくみも、くびれがないのも、お尻が大きいのも、太腿が太いのも膨張です。
イメージとしては、
水揚げされた深海魚とか、標高の高いところに持ち込まれたスナック菓子の袋とか・・・
パンパンになってますよね
あれを好調だとは思わないと思います。
体調や天気などの環境で体の境界線がちょこちょこ変動する
という事実を知っていると
何か変化があったときでも慌てずにいられそうですね。
逆に、定期的に自分の体の膨張具合をチェックしていると、
不調の自覚が感じられないうちでも体調の変化に気づけることもあります。
健康うんぬんよりも、スタイルの方に気を遣っている方にはおススメですし、
よりよいスタイルを目指すヒントになるかもしれません。
以上、反省からのいい話風まとめでした<(_ _)>
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便秘と下痢はどっちがマシか?問題
タイトルからいきなり下ネタ全開です
めっちゃ大事なので多分本文中にも何度も単語が出てきます。
お食事中の方はご注意ください<(_ _)>
ご自身のお腹がゆるいとか、お子さんが下痢しているとか
ご相談を受けることがあります。
1日で終わればまあいいけれど
数日続くと気になる・・・とのこと。
が、話を深堀りしようと
「お腹が痛いとか、熱があるとか、だるいとかあります?」
と質問すると、大抵の場合
「元気です」
とお返事されます。
この時点で私の答えも決まります。
「じゃあ、いいんじゃないですか」
終了―――。
ってなってくれたらいいんですけど
「ええ?いいんですか?」
と驚かれてしまうこともしばしばあるので
一般の方の感覚と自分の感覚がかなりずれていることをいつも体感します。
ある意味気持ちはわからなくないです。
「病院行った方がいいんじゃないの?」という親や旦那の口だけ攻撃にもやっとしたり
様子見てて治まらないのを確認してから小児科受診すると
「なんで今まで放っておいたの?」と責めるように言われて嫌な気持ちになったりしますよね。
私も過去に子供が2週間ほど下痢が続いた時、
めちゃくちゃ元気なのに幼稚園から医師の診断書もらってこないと預かれない、
と言われて行きたくもないのに受診した時医師から言われて、
嫌な気持ちになったことをよく覚えています
でも、胃腸炎とかって言われて終わりで
結局そのまま様子を見ることが多く、
受診してもしなくてもやっていることは変わらないというのはけっこう多いです。
まず、シンプルに
下痢している状態とはどういうことなのか?
と考えてみます。
これ、本当にそもそものはなしです。
もし下痢を「悪いこと」と断定していたら、思い込みで視野がめっちゃせまくなっている可能性が高いので、ご注意ください。
正〇丸信仰を考えると、今のママたちの親世代が正〇丸に絶大な信頼をおいていたはずですし、
つまりは下痢はとめるべきもの、というすりこみがあるのは、
昔の自分と自分の母親を考えれば想像に難くありません。
でも、下痢とは悪いもの、止めるべき症状ではなく
体内に入った異物(悪いもの)を体の外に出すために水分量を多くして押し流すために起きている現象だったりします。
口(上)から出そうとするのが嘔吐で、お尻(下)から出そうとするのが下痢です。
いわゆる変なものを食べてしまったときに、嘔吐と下痢が同時に起きることもありますね。
これは入れてしまったものをとにかく外に出そうと上から下から捨てているというイメージが持てるかと思います。
つまり、お腹が緩い、下痢しているというのは
体の外に出すべきものが体内にあって、それを排泄する(解毒)のシステムと考えられます。
ここ数年で「下痢は止めないほうがよい」という考えが広まり始めていたのですが、
いかんせんいろんな方と会話しているとそれもあまり浸透していないことも多々見られ・・・(-_-;)
胃腸炎と診断されると下痢を止めないのに、診断されていない下痢だと止めようとする。
というカオスが発生しています。
とにかく、
薬などで下痢を止めるということは、毒を外に出そうとする自分の体に備わっている防衛機能を、
あえて妨害しているという矛盾がおきます。
小児科の先生が脱水の話を持ち出すので、脱数予防のために下痢は止めた方がよいのでは?とおっしゃる方もおられます。
もちろん、水分を多くして体外に出すのですから小さい子供や高齢の方などは特に脱水に注意する必要はあります。
でも、その場合も下痢を止めるのではなく、水分を補えばいいわけで、あえて毒を体にため込もうとする必要はないですよね?
ここまでで私が言いたいことがわかってくださったのではないでしょうか?
今日のタイトルを思い出してみてください。
便秘と下痢はどっちがマシか、です(笑)
感覚、変わりましたか?
下痢は心配する割に便秘は笑い話で済ませるという方をよくお見かけします。
下痢が毒を体外に出す働きならば
便秘は毒を体にためこむことになりますね。
便秘の最長期間とか自慢して笑っている場合ではありません。
私的には下痢の方が便秘の100倍マシです。
ためこむより、出せるほうが断然いいはず。
私も時々1週間くらい特に他の不調もないのに下痢っぽくなる時がありますが
なんか出してくれてる~(笑)と思って
ちゃんと対応してくれている体に感謝しています。
社会生活的には下痢の方がいろいろ不便なのはわかりますが
がんばって毒を出してくれているのを下痢止めで御自ら妨害するようなことは
控えられたほうが、先々の体のためかなと思います。
ちなみに熱は下げるべきか問題も同じことが言えます。
長くなるのでそれはまた今度✋
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