すこやかママブログBlog

2022/07/15

若かりし日の激痛体験をレポートしてみる 前編

こんにちは。

お客様から、派手に転んだ時の記事をお褒めいただいたので

調子に乗って体験談+おもしろ考察のシリーズ化を目論んでいます(笑)

 

今回はかなり昔の出来事ですが

最近のことのように鮮明に覚えていて、自分でもちょっと引きました

皆様にお楽しみいただければ幸いです。

 

 

20歳の時、まだ看護学生としても知識も経験もないに等しい人生2回目の臨床実習期間中、

ある意味必死さが判断力を底上げ、という経験をしました。

 

実習期間中に尿管結石を起こして、自分が実習している病院に搬送される

というウソのような本当の話です(笑)

 

個人的にあまりにインパクトが強く、20年以上経った今でも臨場感抜群でお届けできます<(_ _)>

 

 

実習中はとにかく心身ともに多大なるストレスがかかります(私は)。

今思い出しても実習のストレスが原因だろうな、と思います(私は)。

 

そんな折、実習もあと2日を残すところとなったある日、事件は起こります。

担当患者さんと車いすで屋上へ散歩に行く約束をしていた日の明け方・・・

 

形容しがたい激しい右下腹部痛が私を襲いました。

 

痛くて立ち上がることもままならない私は救急車を呼ぶことも考えましたが

一人暮らしで救急車呼んだ時って、誰が戸締りしてくれるの?という謎の考えが頭をよぎり

当時の彼氏を電話でたたき起こして病院に連れて行ってもらうことに・・・

 

 

ここで、我ながら冷静な自分が発動します。

 

迎えが来るまでの間に、ちょうどに習ったばかりだった診断法(フィジカルアセスメント)を自分の体で試してみることに。

痛いので、玄関のフローリングに寝そべったままです。

 

 

急激な下腹部痛は盲腸か子宮外妊娠を疑われる(って、授業かドラマでやってた気がする)。

 

しかも盲腸は右。

 

 

当時基礎体温をつけていたので、排卵直後のこの時期に子宮外妊娠はありえない。即排除。

盲腸も押すと痛いポイントがあるのですが、どれも押しても痛くない。

 

 

どっちも違うな・・・

あと、授業で何やったっけ?何覚えてるっけ?

あ、腎臓叩いて抜けるように痛いと何かあったような・・・

そして右の背中をこぶしでたたくとずきーん、と痛みがあったので

 

腎臓だ!!と断定。

 

なんとなく自分で納得したので

よろよろしながらコート(3月でした)のポケットに財布(保険証入り)と鍵をつっこんで

玄関のカギを開けておくと、そのまま玄関で気絶していました。

 

 

彼氏が無理くり乗せてくれた車は超スピードで病院へ(今思えば彼も焦っていたのでしょう(笑))

 

受付で

「内科と婦人科どちらで受診しますか?」

と聞かれる。

 

おいおい・・・こんな痛くて普通それどころじゃないのに、

それも自分で判断するの?と思いながらも即答です。

 

「内科で!!」

 

先にいろいろ考えておいてよかった!

決められない人はいったいどうするんだろう?・・・疑問です。

 

 

救急車来院でなく救急外来受診扱いとなった私は、

笑顔で談笑しながら内科受診を待っている患者さんにイラっとしながら、

やはり痛みで座っていられず待合室の床に転がっていました。

 

 

 

 

途中痛みが強すぎて吐き気がしてきたので、外来のトイレまで文字通りはいつくばってたどり着くと一気にリバース

 

 

色が全部黄土色なのを見て

 

唾液でもないし、胃液でもないし、

あ、これが胆汁かあ・・・なるほどうん〇の色ね

 

と、またも無駄に冷静になる。

 

 

そして口に残った苦みに、

胆汁って苦いんだあ・・・と思ったのをよく覚えています。

体験って記憶にこびりつきますね

 

 

で、這う這うの体で待合室に戻って、救急外来に呼ばれると尿検査を言い渡され、

「そこにトイレあるから」と救急外来の中にトイレがあることを知る(笑)

あの距離這って行った私の苦労って・・・

 

 

救急当番のドクターが自分の実習先の病棟の医師だとわかり、さらに微妙な気持ちに。

そして、自宅ですでに自分で確認済の場所をドクターがイチから確認しようとするので

 

早く何とかしてもらいたい私は

「先生、自分で〇〇点と〇〇点(盲腸診断のポイント)押しても痛くなかった。腎臓叩いたら痛かった!」と主張。

一応看護学生ということで「そうなの?」と聞き入れてもらえました。

 

 

その後一応お腹のレントゲンを撮り、尿検査でバリバリの血尿だということが判明。

やっと超音波で腎臓を見てもらえることに。

 

 

「腎臓腫れてるねー、軽い水腎症だねー、結石かなー。腎臓内科の先生呼ぶから待っててね」

 

やっと原因わかった?

早く来て腎臓の先生。

自分で自分の体確認してよかった!!

 

 

と思ったのも束の間・・・

 

数十分後、

「うーん、腎臓内科の先生ポケベル鳴らしてもつかまらないんだよね」

先生が言いに来る。

「え、先生本当に痛いんですけど・・・」

「ごめんねー、ちゃんと原因はっきりしないと痛み止め使えないから」

 

 

まじか!!

 

ここで軽く絶望し、まさかのその後2時間放置されることに。

 

長くなるので続きます。

よろしければ次回の続きもお読みになってください。

ためになるかはわかりません。

 

 

 

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2022/06/17

便秘と下痢はどっちがマシか?問題

タイトルからいきなり下ネタ全開です

めっちゃ大事なので多分本文中にも何度も単語が出てきます。

お食事中の方はご注意ください<(_ _)>

 

 

ご自身のお腹がゆるいとか、お子さんが下痢しているとか

ご相談を受けることがあります。

 

1日で終わればまあいいけれど

数日続くと気になる・・・とのこと。

 

 

が、話を深堀りしようと

「お腹が痛いとか、熱があるとか、だるいとかあります?」

と質問すると、大抵の場合

「元気です」

とお返事されます。

 

この時点で私の答えも決まります。

「じゃあ、いいんじゃないですか」

終了―――。

 

 

ってなってくれたらいいんですけど

「ええ?いいんですか?」

と驚かれてしまうこともしばしばあるので

一般の方の感覚と自分の感覚がかなりずれていることをいつも体感します。

 

ある意味気持ちはわからなくないです。

「病院行った方がいいんじゃないの?」という親や旦那の口だけ攻撃にもやっとしたり

 

様子見てて治まらないのを確認してから小児科受診すると

「なんで今まで放っておいたの?」と責めるように言われて嫌な気持ちになったりしますよね。

 

私も過去に子供が2週間ほど下痢が続いた時、

めちゃくちゃ元気なのに幼稚園から医師の診断書もらってこないと預かれない、

と言われて行きたくもないのに受診した時医師から言われて、

嫌な気持ちになったことをよく覚えています

 

でも、胃腸炎とかって言われて終わりで

結局そのまま様子を見ることが多く、

受診してもしなくてもやっていることは変わらないというのはけっこう多いです。

 

 

 

まず、シンプルに

下痢している状態とはどういうことなのか?

と考えてみます。

 

これ、本当にそもそものはなしです。

 

 

もし下痢を「悪いこと」と断定していたら、思い込みで視野がめっちゃせまくなっている可能性が高いので、ご注意ください。

 

正〇丸信仰を考えると、今のママたちの親世代が正〇丸に絶大な信頼をおいていたはずですし、

つまりは下痢はとめるべきもの、というすりこみがあるのは、

昔の自分と自分の母親を考えれば想像に難くありません。

 

でも、下痢とは悪いもの、止めるべき症状ではなく

体内に入った異物(悪いもの)を体の外に出すために水分量を多くして押し流すために起きている現象だったりします。

 

口(上)から出そうとするのが嘔吐で、お尻(下)から出そうとするのが下痢です。

いわゆる変なものを食べてしまったときに、嘔吐と下痢が同時に起きることもありますね。

これは入れてしまったものをとにかく外に出そうと上から下から捨てているというイメージが持てるかと思います。

 

 

つまり、お腹が緩い、下痢しているというのは

体の外に出すべきものが体内にあって、それを排泄する(解毒)のシステムと考えられます。

 

 

ここ数年で「下痢は止めないほうがよい」という考えが広まり始めていたのですが、

いかんせんいろんな方と会話しているとそれもあまり浸透していないことも多々見られ・・・(-_-;)

 

胃腸炎と診断されると下痢を止めないのに、診断されていない下痢だと止めようとする。

というカオスが発生しています。

 

とにかく、

薬などで下痢を止めるということは、毒を外に出そうとする自分の体に備わっている防衛機能を、

あえて妨害しているという矛盾がおきます。

 

 

小児科の先生が脱水の話を持ち出すので、脱数予防のために下痢は止めた方がよいのでは?とおっしゃる方もおられます。

もちろん、水分を多くして体外に出すのですから小さい子供や高齢の方などは特に脱水に注意する必要はあります。

でも、その場合も下痢を止めるのではなく、水分を補えばいいわけで、あえて毒を体にため込もうとする必要はないですよね?

 

 

ここまでで私が言いたいことがわかってくださったのではないでしょうか?

 

今日のタイトルを思い出してみてください。

 

便秘と下痢はどっちがマシか、です(笑)

 

 

感覚、変わりましたか?

 

 

下痢は心配する割に便秘は笑い話で済ませるという方をよくお見かけします。

下痢が毒を体外に出す働きならば

便秘は毒を体にためこむことになりますね。

 

便秘の最長期間とか自慢して笑っている場合ではありません。

 

私的には下痢の方が便秘の100倍マシです。

ためこむより、出せるほうが断然いいはず。

 

 

私も時々1週間くらい特に他の不調もないのに下痢っぽくなる時がありますが

なんか出してくれてる~(笑)と思って

ちゃんと対応してくれている体に感謝しています。

 

 

社会生活的には下痢の方がいろいろ不便なのはわかりますが

がんばって毒を出してくれているのを下痢止めで御自ら妨害するようなことは

控えられたほうが、先々の体のためかなと思います。

 

 

ちなみに熱は下げるべきか問題も同じことが言えます。

 

長くなるのでそれはまた今度✋

 

 

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2022/05/20

陥没乳頭と乳腺炎

毎年恒例乳腺炎の季節(前半)がやってまいりました
ご存じの方には相変わらずしつこいですが、乳腺炎の話題をお届けします<(_ _)>

 

おっぱいの相談を受けていると、実は意外と多い陥没乳頭・・・

 

日常生活では特になんの不便もなく
一緒に温泉にでもいかなければ、女性同士であっても他人に乳首を見られるようなことはないので
形がどうだろうと実質的には問題にならないのですが

 

人生で乳首の形が命運を左右する時期があるとすれば
それは産後に母乳をあげる時だと思います。

 

 

・・・ふつーに乳首について語ろうとしていますが
よく考えたら、合法的に複数の女性の乳首を見たり触ったりする職業って乳腺外科の医師か助産師か産科の看護師くらいですね

職業病というか、社会ではめっちゃイレギュラーだという感覚が抜けてました( ̄▽ ̄;)

気を付けよう・・・

 

 

気を取り直して

陥没乳頭でない方や男性などは
それの何がマズイの?という感覚かもしれませんが

 

そうである方とそうでない方で、
経験上、赤ちゃんの吸いやすさはだいぶ違います。

 

特に、妊娠中お手入れをまったくしていないと
(めんどくさかった、やり方を教えてもらえなかった、お腹が張って医者に止められたなど理由は様々)

めっちゃかたいことが多いです。

 

 

授乳に理想的な乳首のやわらかさは耳たぶ位と言われています。

 

陥没乳頭の方は乳首が短く、かたく、伸びないことが多いので
哺乳瓶の乳首(長い、やわらかい)より断然吸いにくい状態になります。

 

吸いにくいので赤ちゃんが直接飲めずに、母乳が残って乳腺炎になることがありますが

そういう時に「陥没乳頭なんで・・・」
と決めつけるのはちょっと違います。

 

その論理だと、世の陥没乳頭のママたちは全員乳腺炎にならなければいけませんよね。
そんなことはありません。

 

 

過去のブログでも触れていますが
乳腺炎は体全体の問題が胸に出ているにすぎず

 

たとえ飲みにくいおっぱいで飲み残しがあったとしても
体の水がきちんと流れていれば吸収・排泄されるようになっています。

 

それができないからこその乳腺炎なので
おっぱいのせいではないのです。

 

これは体全体を診るという概念がないと気づけませんでした。
私も整体を学ぶまではおっぱいにしか目が向いていませんでしたし、指導法ばかり追いかけていました。

 

でも、体全体をみるということを知ってから
体を整えると乳腺炎は改善するし、再発しにくくなるのは何度も経験しています。

 

だから、うちに定期的に通っているママは乳腺炎になりにくいし
乳腺炎になってしまって診せにくる方も、ほとんどが痛い思いをしておっぱいを搾ることなく解決します。

 

それこそが乳腺炎≠おっぱいの証拠ではないかと・・・

 

ちなみに、授乳を経験したり、体が整ってくることで陥没乳頭じゃなくなる方もいます。

整体を学び始めた頃、

産院の授乳指導中に鎖骨の調整を入れたら乳首が出てきて赤ちゃんが吸うようになった、

というのを目の当たりにして、

患者さんも驚いていましたが、多分私自身の方がもっと驚きました(笑)

ということは当然陥没乳頭でなくても、

乳首の伸びが悪いとかなかなかやわらかくならないという方も、

体を整えると変化する可能性が十分あるということです

 

なんにでも理由があるんだなあ・・・と、ちょっとだけ世の中の真理を悟ったような気がした一件でした( ̄▽ ̄;)

 

 

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2022/04/22

派手に転んで思ったこと

今日、誰もいない自宅で、何もないところで派手に転びました。

よそ見をしていて気づいたらいきなり目の前に床があったので、普通にびっくりしました( ゚Д゚)

 

で、その誰にも突っ込んでもらえず、打ち付けたところは激痛で、

数分間起き上がれなかった私にやってきた感情は「爆笑」でした

 

なんなんですかね、アレ。

 

とにかく同時にいろんな情報や感情がやってくると、頭がおかしくなるのか・・・

アホみたいに笑いました。

 

ひとしきり笑った後、急に自分の整体オタクが顔を出します。

 

痛いところは、「腕」でした。

それも肘から下の部分で、左手は指先、右手は手首と肘の中間あたりに痛みが・・・

 

右手の方を見ると、いい感じにすりむけていました

それを見て、また笑いがこみ上げてきます。

 

と同時に、自分の体の反応を思い返して、感動しました

 

あー、私の体、ちゃんと反応したんだー。

 

正確に言うと、パラシュート反射と呼ばれる反射で

生後半年くらいから、

前方向に倒れそうな状況になると、

両腕が前に出てバランスをとったり顔をガードしたりする反応のことなのですが。

 

 

これ、意外と出ない人がいるんです

 

泥酔したり意識が不明瞭な時はともかくとして

転びそうになったら普通は顔や頭を守るのは、命を守るために必要だから備わっている本能です。

しかし、その体勢になれない人は、当たり前ですが腕が前に出ません。

 

どういう人か、想像してみてください。

 

・・・・想像できましたか?

 

腹ばいにしても腕が顔の前に来ない子や、ハイハイしない子、そういう子がそのまま成長した人がそうです。

普段受け身の姿勢を取らない(取れない)子は、とっさのときにも取れません。

 

そしてそういう子は、急に転んだ時に腕が前に出せず、鼻の頭を強打したり、前歯を折ったりするリスクが格段に上がります。

 

私自身、それほど素敵なハイハイを経験したとは到底思えないし、

体も非常に悪いので、とっさの時に反応としてパラシュート反射が出なくても正直不思議ではありません。

そんな私がパラシュート反射を出したことは、オタク街道まっしぐらですが、感動に値することなのです!!

 

まあ、理想的にきっちり反射が出ていれば腕の内側(手のひら側)から着地するはずのところ、

小指の延長線上に擦り傷ができていることを考えると、

肩や肘のねじれがあったのね~とダメポイントを分析できてしまいますが(汗)

 

ハイハイしないで立ったり歩けるようになる子は一定数います。

それが即日常生活に問題を起こすわけではありません。

 

ただ、とっさの時、転ぶくらいならかわいいものですが、

交通事故やスポーツ中の不慮の事故等の時に、

軽傷で済むのか重症のリスクを負うのかの分かれ道になることも大げさな話ではありません。

 

ご自身やわが子がきちんと受け身の姿勢を取れる体なのかどうか、

この機会にちょっとチェックしてみるのもいいかもしれません。

 

擦り傷はまだ数日痛みそうです(-_-;)

PCを打ち込んでいる今も、ちょうど机にあたるんですよね・・・

 

一人で痛くて恥ずかしい思いをした今日の体験を、

もっともらしくちょっといい話風に昇華してみました✋

 

 

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2022/03/22

原因不明の病

最近のことですが、急に体調が悪くなり

ひたすら続く頭痛でダウンしました💦

 

自分ではわからなかったのですが、家族によると相当顔色が悪かったそうで

私は私で具合が悪すぎて若干記憶があいまいでした( ̄▽ ̄;)

 

最初は風邪でも引いたかと思って、

このご時世にそれは微妙だなあ、と思ったのですが

原因はなんと・・・

 

肩こりでした

 

自分でそれに気づいて、セルフケアをし、手が届かないところは家族に手伝ってもらい

仕上げは先輩に治療してもらって

夜からダウンして、翌日のお昼くらいにはほぼほぼ全回復していました(笑)

風邪だったらこんなに回復が早いワケがないですね。

 

肩こりにもちゃんと理由があるので、もちろんなぜ肩こりになったのかの理由も考える必要はありますが

体のことを知っていてよかったと心底思いました。

 

たかが肩こり、されど肩こり・・・

タネが分かってしまえばそれこそ「なーんだ」の世界ですが

 

これ、多分普通に病院に受診したら

診察して、検査しても異常ないですね、で終わって

でもつらいのがよくならないから違う科を受診して、

やっぱり原因がわからなくて・・・堂々巡り。

 

って、冗談抜きであると思います

なんてことを家族で話していた時に

ふと、10年くらい前に原因不明の偏頭痛が何日も続き

総合病院の救急に受診してCTを撮る騒ぎになったことを思い出しました。

 

あの頃自分は若かった・・・

実年齢だけでなく、未熟とか、物を知らないとか、いろんな意味で(-_-;)

 

結局何も異常は見つからず、痛み止めの薬をもらって帰りました。

おかしな病気でなかったことがわかっただけでもよしでした。

痛み止めを飲めばマシになるのでとりあえず動けるようになって、うやむやなままなんとなく症状は消えたのですが

今になって考えれば、今回の頭痛と同じだったのでは?

 

普段お客様を触っていると、本人から申告がなくても

普段頭痛がありそうな人はなんとなくわかります。

確認すると、だいたい正解します。

 

この「触る」が多分重要な分かれ道なのだと思います。

 

頭痛で病院に受診しても、医師は頭や首、肩を触ることはほとんどありません。

(ちゃんと触ってる!というすばらしい医師の方は、気分を害されましたらすみません)

 

問診で症状を確認して、必要な検査を依頼するのがスタンダードです。

肩こりですねって気づいて言ってくれる医師もまれにいますが、確実に少数派です。

 

そうなると、あっという間に原因不明の謎の病ができあがりです。

 

病名や症状に惑わされずに、素直な、曇りなきまなこ(笑)で体と向き合うと

西洋医学の常識とはまったく別の物が見えてきたりします。

西洋医学がだめとか、東洋医学がいいとか、そういう話ではなく、あらゆる可能性を考えて全体を見るとおもしろいっていう話です。

 

10年前に今の考えを持っていたら、

もしかしたら救急受診騒ぎはなかったかも

なんて思ったりします。

あくまで可能性ですけど。

 

広い視野をもって情報が整理できないと

たいしたことないものが、今日も原因不明の病として誰かを悩ませているかもしれません。

 

私としても、良い勉強と気づきの体験になりました。

 

 

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2022/02/25

まじめにヘルメット療法について語ってみる

最近ヘルメット療法について質問されることが増えてきたので

私なりの考えをまとめてみます。

あくまで現時点の考えなので、1年後には違うことを言っているかもしれません。

 

赤ちゃんの頭の変形や絶壁について調べると、ヒットすることがあると思います。

 

簡単に言うと、変形した頭にヘルメットをかぶせて、キレイな形にしていきます。

考え方としては歯の矯正をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

理想とする形になるように型を作って、その形に寄せていくという。

 

この話をしている時、知り合いが

「丸いスイカを四角に育てるのに似てるね」と言っていて

かくかくした頭を丸くしたいので、目指す形は逆方向ですが

上手いこと言うな~、と感心しました

 

 

昔は東京女子医大病院までいかないと受けることができなかったのと、

治療費が高額なのでそれなりにハードルの高いものでした。

 

最近では栃木県内でも受けることができるようになり、栃木県民には治療のハードルが少し下がったようですね。

 

 

ヘルメット療法のサイトを見ると、頭の変形がいかによくないか、ということが切々と描かれています💦

 

頭の形がきれいに越したことはないのは同感ですが

それが全てだとも思わないので、

あまり不安をあおるのもいかがなものか、というのが正直な感想です。 

 

確かに

 頭蓋骨は脳の入れ物なので、それが凹むと程度によって脳にも圧力がかかりますし

頭の形に左右差が出る変形だと、顔の正面と体の正面にずれが出て、自分の思った方向へまっすぐ進めなくなるということもありますので

変形しないならもちろんしない方がいいです。

 

 

前提として、

頭の形を整えるという目的だけなら現存する対処法としてヘルメット療法に勝るものを私は知りません。

 

ただし!

 

頭の形だけにとらわれすぎてしまうと、大事なことを見落としてしまいます。

 

 

そもそもヘルメット療法が必要なほど頭が変形している赤ちゃんは

頭のコリ、肩こり、お腹パンパン、反り返る、背ばいする、横抱きするとぴちぴち跳ねる、

授乳間隔が空きにくい、おならと一緒にかする程度のうんちがおむつにつく、眉間にしわ、

乳児湿疹・・・などなどたくさんの問題が一緒に起きています。

 

これは決して別の問題ではなく、大本をたどれば同じ原因であることが多いのですが・・・

 

ヘルメット療法をすることで、その問題がさらに助長されることもあります。

 

なぜかというと・・・

 

まずは、想像してみてください。

 

 

ヘルメット療法は、お風呂以外24時間ヘルメット着用が基本です。

 

もし、自分がお風呂以外のほぼ24時間かぶって生活するとしたら、それは快適ですか?

多分一晩で頭痛や肩こりを訴える人は少なくないと思います。

それが、数ヶ月続きます。

自分だったらどうでしょうか?

 

 

首座り前や、首が座ってまもまくの時期なら、たとえ軽量の素材であっても、自分の頭の重さが増えるので、支えるのが大変になります。

抱っこする人がそれを理解して支えてあげるのかどうか、

夜寝るときどうしたら首や方に負担がかからないか気遣ってあげられるかどうかで

生活の質が変わります。

 

ちなみに、ヘルメット療法をやっているいないに関わらず、頭の変形が気になる方は、まず頭皮をやわらかくしないと変化しにくいです。

頭蓋骨は頭皮に包まれています。

骨が膨らもうとしても、頭皮がかたいと膨らもうとする頭蓋骨を邪魔してしまい膨らむことはできません。

 

では、頭皮をやわらかくするにはどうしたらいいのか。

皮膚は1枚でつながっています。

体全体がやわらかくなるようにすることです。(柔軟性とは別物です)

つまり

結局は頭だけ、その部分だけではなく全体を見ることが大切なんです。

 

私がいいたいのは、目の前の、目につきやすい問題にとらわれて

他の大事なことを見落とさないでほしいということです。

 

頭が変形していない方がいいということは多分誰でもわかると思います。

でも、多少変形していても普通に生活している大人はいっぱいいます。

 

患者様でも「絶壁です」と自己申告される方は多いですし、

私自身も右後頭部がけっこうな絶壁です。

 

そのせいか、10代の頃はまっすぐ歩いているつもりで隣を歩く友人にどんどん寄って行ってしまったり、

脇にある障害物に気づかずにぶつかったりした過去があります(苦笑)

 

肩こりがあるのに自覚がなく、よく偏頭痛を起こしては痛み止めのお世話になったりもありました。

 

 

で、何が一番きつかったかというと、

偏頭痛でした。

他のことも、そりゃない方がいいに越したことないと思っていますが

普段が快適であることが一番です。

 

たまたま整体に出会って、頭の絶壁の影響を知り

自分が右絶壁であるとそこで知り

あれやこれやと試したり、勉強していくうちに右の絶壁はだいぶマシになりました。

もちろん、大人になってからの話です。

 

そして、自分が万年肩こりであることを自覚できるようになり

肩こりのないときがあるようになり

今は、ときどき肩がこる程度になりました。

 

 

 

ヘルメット療法どう思いますか?と質問されることは少なくありません。

 

 

結局はママが何を優先するかという話で

やるもやらないも自由だし、

どんな療法にもメリットとデメリットがあって、単純にいい悪いでは片付けられません。

だからこそ、全体を見て判断してほしいのです。

 

なので、なってもやらなくてもどっちでもいいと思うけど

どちらにせよ、それによって起きるデメリットの対策はしてね。

というようなことをお伝えしています。

頭のことで相談しているのに、体のコリの話をされて面食らうママも珍しくないです。

 

具体的な話をすると、ちゃんと聞いてくれます。

 

例えば

ヘルメット療法をやっていたら、頭はキレイになったけど・・・

 

うつ伏せで頭が上がらなくてはいはいしなかった

とか

反りかえりがずっと続いて、立ってもそるから後ろに転んで後頭部強打しちゃう

とか

派手に転んだ時に手が前に来なくて前歯折れちゃった

とか

ならないように・・・

 

ちなみにちゃんと気にかけてあげて、対策してあげれば全部防げます。

────と。

 

大切なのは

知っている(知ろうとする)こと、気にかけてあげること、ケアしてあげることです。

それは頭の形の話だけではなく、すべてにおいて言えることです。

 

 

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